忍者ブログ
二次創作。はじめての方はat first はじめに をご一読ください。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 「玄徳さんちの花ちゃん」「孟徳さんちの花ちゃん」「文若さんちの花ちゃん」「公瑾さんちの花ちゃん」「仲謀さんちの花ちゃん」が集まっておしゃべりしている、コネタです。
 

 

「ねえ、ハロウィンって教えた?」
「教えたよ?」
「教えたの!? 主にあの姉妹とか、大変だったんじゃない?」
「うん、大変だったー。でも、大喬さんと小喬さんの考えた新しい遊びだと思われたみたい」
「楽しそう~。」
「曹花ちゃん、孟徳さんには教えたんですか?」
「ううん、まだ。というか、なんだか凄いことになりそうで教えたくないんだよね」
「…分かります」
「盛大にできるんじゃない?」
「だから怖いのよ! 城中の侍女さんの衣装を新調したり」
「国中のかぼちゃを集めてランタンでかざりつけしそうです」
「かぼちゃランタンで照らされた城って…怖い…」
「ねえ、だから、わたしたちが仮装するんじゃなくて、公瑾さんとかに仮装してもらえばいいのよ。」
「わたしたちはしないの?」
「文若さんに猫耳とか、オバケとかの格好をしてもらう…んですか?」
「うわー、それ見たい! 見たい見たい」
「公瑾さんは吸血鬼かなあやっぱり。」
「『善い魔女』の格好をしてもらえば? とってもきらきらしそうだもの」
「また女装話?」
「仕方ないですよね、美周郎ですから」
「そうそう、美周郎だから」
「あなたたちねえっ」

 

 「…」
 「モテモテだな美周郎! さすがは美周郎!」
 「女子の心を掴むすべに長けているな」
 「…その、なんだ、公瑾、あのな」
 「おそれながら仲謀殿。今は都督殿をおひとりにしておかれたほうが宜しいかと存じます」
 「それにしても酷いなあ、花ちゃんってば。俺だって限度は知ってるよ」
 「頷きにくい発言だな」
 「ふん、お前のところのボロ城を夜に照らしたら怖いだけだろうがな、うちは違うんだよ」
 「質実剛健と言って貰いたい」
 「丞相、わたしもそのような行事には参加しかねます」
 「おおっぴらにやらなきゃいいんだよ。夫婦の寝室だけとかさ。そこだけだったら『せくしー』な格好だって他に見る者いないし」
 「ふむ」
 「それは良い考えですね」
 「お、復活したのか公瑾」
 「仲謀さまも、くれぐれもあの姉妹を焚きつけぬよう」
 「俺の所為かよ!」

(2011.11.2)

拍手[25回]

PR
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
プロフィール
HN:
のえる
性別:
非公開
メールフォーム
カウンター
アクセス解析

Template "simple02" by Emile*Emilie
忍者ブログ [PR]