二次創作。はじめての方はat first はじめに をご一読ください。
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「玄徳さんちの花ちゃん」「孟徳さんちの花ちゃん」「文若さんちの花ちゃん」「公瑾さんちの花ちゃん」「仲謀さんちの花ちゃん」が集まっておしゃべりしている、コネタです。
「あ、ケータイー。」
「うん。なんか捨てられなくて」
「捨てられないよねー。」
「わたしも持ってますよ。たまに開きます」
「電源入る?」
「電源は入らないですね。みんなもそうですよね?」
「うん、やっぱりねー。」
「あ、劉花ちゃんのケータイ、かわいいストラップ付いてるじゃない! 組紐?」
「本当だあ。もしかして玄徳さんの手作り?」
「わたしと玄徳さんで作ったの。うふふ」
「可愛い色ですね~」
「いいなあ!」
「曹花ちゃんだったら綺麗なもの作って貰えるんじゃない~?」
「周花ちゃんってば、曹花ちゃんがそんなことさせるはずないじゃない」
「そうよねえ。ケータイより重いストラップ贈られそうだものねー」
「劉花ちゃんったら、もう…」
「見て見て~。ちょっと付けてみたー」
「…」
「あ、そのネックレス知ってるー。仲謀…様が付けてるの、見たことあるよ!」
「斬新ですね!」
「…ねえ、曹花ちゃんの顔色が変わっている気がするんだけど」
「曹、とか魏、っていう字は作るのは大変そうだね?」
「可愛いストラップを集めるのは楽しいですよねー」
「二人とも…そういう問題?」
「うーん、やっぱりケータイが傷ついちゃうかな」
「そうよ、それにこのケータイはいつも持ってるものじゃないでしょ?」
「そうだよ、いつも持ってないと仲謀…様、拗ねるよ?」
「いいこと思いついた! ケータイをデコるならいいんじゃない?」
「あの、どのあたりがいい、んですか?」
「一緒に石を選んだりできるし、小さい石だったらそんなに高価じゃないかもよ?」
「あれ、でも、孟徳さんって超絶不器用なんじゃなかった? 一緒にできないでしょ?」
「うう…」
「大丈夫だよ花ちゃん! 俺のところには素晴らしい職人がいるからね!」
「花は一緒にやりたいんだろう?」
「ふん、貧乏にも取り柄があってよかったな?」
「令君、どうされたのです」
「いえ…わたしの花は何の要望があるのだろうかと…」
「俺の張子房を困らすとは、さすが花ちゃんだ」
「丞相!」
「先回りして何か贈ればいいんじゃねえの?」
「趣味の良さで世に響く令君のこと、さぞかし花殿はお喜びになるでしょう。」
「ならばまず…でこる、とやらを解明すれば良いのだな。――丞相。恐れ入りますが、あなたの花殿にお声をおかけすることをお許しください」
「それ、お前んとこの花に聞けばいいじゃねえか」
「仲謀さま、令君のお心内をお察しください。ある日突然、その『でこる』材料が届けられていた時の花殿は必ずや愛らしく輝かしい表情で令君に抱きつくことでしょう。そのうえで、『やっぱり文若さんは素敵です』と礼をおっしゃるのではありませんか」
「…っていうかお前、いつあいつの声音を練習したんだよ…」
「たしなみですよ。」
(2011.12.12)
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