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二次創作。はじめての方はat first はじめに をご一読ください。
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 あけましておめでとうございます二度目! めでたい言葉は何度でも言うです。
 
 旧年中はたくさんの方にお世話になりました。今年もゆるゆるやっていきますので、お時間のあるかたはどうぞお越し下さいませ。


 新年早々にゆるいコネタから出発であります。 
 「公瑾さんちの花ちゃん」「玄徳さんちの花ちゃん」「文若さんちの花ちゃん」「孟徳さんちの花ちゃん」がおしゃべりしている、コネタです。
 
 
 

 
 
 「あら? 周花ちゃんは?」
 「それが、風邪なんだって。さっき公瑾さんが来てお詫びしていったよ。」
 「たいへん!」
 「劉花ちゃんも赤ちゃんいるし、気をつけないといけませんね」
 「本当にそうね。」
 「お薬、届けてあげなくていいかな?」
 「公瑾さんはいろいろ知っていそうですけど」
 「名家だし、お抱えのお医者さんもいるよね、きっと。」
 「病気はホントに怖いよね。病院行けばいいとか、救急車とかないもの。」
 「お薬が苦いのは辛いよねえ」
 「ほんっっとうに苦いですよね…ああ、思い出すだけで口の中が苦くなってきました」
 「孟徳さんってば、そういうのをにこにこして寄越すのよ。俺が呑ませてあげるんだから苦くないよーとか言って。」
 「…みんなうそつきよね…」
 「で、でも、そうしてくれるならいいじゃないですか! 文若さんなんてずうっと見てるだけですよ、わたしが飲み込むまでじぃーーーーっと見てるだけです。あのプレッシャーってすっごく怖いんです…」
 「じゃあ口移しで呑ませてください、って言ってみたら?」
 「きゃ、あのカタブツそうな文若さんがどう反応したのか教えてね!」
 「やりませんってば!」
 「というか、公瑾さんはやってそうだよね?」
 「うふふ~確認しなきゃっ」
 
 
 「文若は女の子の気持ちを分かってないぞ。あーん、って、やってほしいものなんだよ女の子は!」
 「…」
 「紅くなっているということは、それに似たことをやったことがあるということだな」
 「劉皇叔!」
 「あれ? 都督だ」
 
 
 「みなさま、失礼いたします」
 「公瑾さん!」
 「周花ちゃんの様子はどうですか?」
 「少しばかり熱が高いようです。わたくしの花がずいぶん心細がって、みなさまのお顔を拝見したいと申すのです。いかがでしょう、わたくしの花を見舞ってやってはくださいませんか?」
 「うかがいます!」
 「何か食べたいものとか言ってませんでしたか?」
 「じゃあ、最近わたしに効いた薬をお持ちしますね」
 「ありがとうございます。では、どうぞこちらへ」
 
 
 「花?」
 「俺の花ちゃんの手を取って、どこに連れて行く気だっっ」
 「周都督!」
 「みなで押しかけてはあちらの花殿にご迷惑では…丞相、劉皇叔!」
 「こらーー」
 「…これがあの方の思惑か…?」
 
 
 
(2011.1.3)

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