二次創作。はじめての方はat first はじめに をご一読ください。
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「孟徳さんちの花ちゃん」「文若さんちの花ちゃん」「公瑾さんちの花ちゃん」「玄徳さんちの花ちゃん」が出会ってにこにこお話しております。
「これ、お酒、ですね…」
「あれ? 荀花ちゃん、呑めない?」
「文若さんは弱いんです。家ではお酒のみませんし」
「孟徳さんはすっごい呑むよ。」
「公瑾さんも、酔いつぶれたところは見たことない気がするけど呑むね。」
「玄徳さんもけっこう呑むなあ。」
「いまは赤ちゃんがいるし、劉花ちゃんには勧めないね。」
「うん、わたし、蜂蜜水貰う~」
「ねえねえ、荀花ちゃんの文若さんも酔うと寝るの?」
「はい。もう、すとんと寝ます。」
「わあ、おんなじ。」
「面白いよねえ、そういうの。」
「一回、わたしの肩で寝ちゃったんだよ。」
「!」
「こわーい…」
「凄いねえ」
「うん、怖かった。でも文若さん覚えてないし、あの文若さんだから、って必死に宥めたよ。でもしばらく部屋から出して貰えなかった。」
「わたしが他人の膝で寝たら…公瑾さんどうするかなあ」
「駄目ですよ実行したら!」
「しないよお。玄徳さんの名前を出すだけで、まだ不愉快になるんだよ? 結婚したのは公瑾さんで、玄徳さんじゃないのにね。」
「玄徳さんって、あっちこっちでそう言われてるのかなあ」
「はい、じゃあ荀花ちゃん。」
「え、だから、呑めませんってば」
「今日は公瑾さんもいるから大丈夫だってば~」
「周花ちゃん、もう酔ってる…」
「うふふ~曹花ちゃんいい匂い~柔らかい~」
「どこ触ってるのよぉ、孟徳さんみたい」
「じゃあわたしも触る!」
「劉花ちゃん酔ってないでしょ!」
「丞相殿。」
「…」
「丞相殿!」
「涎が出そうな顔をしているな、孟徳。」
「玄徳~、お前だって花ちゃんや花ちゃんや花ちゃんを触りたいだろう!? いや何も言うな、俺には分かっている。お前だってかなり女好きだ!」
「俺は花が好きなだけだ」
「ほら見ろ!女好きだろ」
「…」
「どうされました、都督殿」
「いえ、わたしもわたしの花は愛でて止みませんが、それをもって女好きとされるのは不本意ですね。」
「そうですね、わたくしもすべての女が好ましいわけではありません」
「むしろ、花を好きになってからのほうが好みが厳しくなったような気がするな」
「ほう、そのようなことを仰るということは、他の女に僅かでも心を動かしたことがおありですか」
「花ちゃんが基準だから厳しくなるんだよなあ。それは分かるぞ、玄徳」
「…お前とこんなことで意見が合うとは思わなかったぞ」
「尚書令殿?」
「いえ…花が帝となれば世は太平となるかとふと、埒もない夢を。」
「尚書令殿もよい心地のようですね。」
(2010.12.14編集)
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