二次創作。はじめての方はat first はじめに をご一読ください。
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「公瑾さんちの花ちゃん」「玄徳さんちの花ちゃん」「文若さんちの花ちゃん」「孟徳さんちの花ちゃん」がおしゃべりしている、コネタです。
「あー、細かい!」
「目がちかちかする…玄徳さんって凄いねえ。なにこの繊細な組紐…」
「わたしはもう慣れたけど…曹花ちゃん、それ、一本間違ってるよ」
「え、どこ?」
「ほら、ここ。ここをくぐらせて、こう…それで、珠を通すの」
「あーもう駄目!」
「曹花ちゃんったら。孟徳さんの不器用がうつったんですか?」
「えーやだなあ…」
「大丈夫よ、わたし、公瑾さんみたいに器用になってないから!」
「…それ、慰めてるの?」
「ああ、女の子たちがのどかに手仕事をしているのを見ているのは安らぐなあ」
「丞相殿。お手が止まっておいでですが」
「俺には向いてない。だいたい玄徳、お前、絵は壊滅的なくせにどうしてこういうところだけ得手なんだ」
「壊滅的? 意味がわからんな。それよりも完成させたらどうだ。令君などはもう二本目だぞ」
「さすが、細かくていらっしゃる」
「いえ、都督殿の色使いには負けます。」
「面倒なこと良くやるよなあ。職人に任せておけばいいだろ」
「それを克服しなければ問題が解決しないなら面倒と思うことなど最初からありません。」
「そうですね。面倒と思うこと自体を恥じるべきでしょう。」
「えー俺はしょっちゅういろんなこと面倒と思ってるよ。でも面倒だと思う理由を説明するのが面倒だから逃亡しちゃうんだよねえ。ほら、俺には有能な官吏がいるし! 」
「つくづく、お前の側近は災難だ」
「流浪の長かったお前に言われたくないね。なあ文若?」
「…わたしに聞かれても困ります」
(2011.1.12)
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